2018-01-01から1年間の記事一覧
前回はこちら 「冒険をしたい」 ユニティで平穏な日々を送る中で、マルコの心のうちに、新たな感情が生まれていた。 帝国との戦いが終わった今、さしあたって脅威となる存在はない。相変わらず聖なる国からパラディンが送られてくるし、トレイダーズギルドや…
FandomにKenshiの歴史をまとめたページがあったので、個人的な翻訳の練習ということで日本語に訳してみます。出所は以下のリンクの通りです。ここまで情報を集めた方々に感謝しかない。(2018/12/21アクセス) なお言葉の端々は筆者によって意訳されていますの…
この記事では「Kenshiの歩き方」と題しまして、初心者の方やこれからゲームを買おうとされている方向けに、序盤の攻略から楽しみ方までをご紹介していきます。 なお筆者は英語版をプレーしていますが、なんと公式で日本語対応しています。元々のニュアンスを…
前回はこちら 帝国との戦いが終わり、平凡な日常が戻っていたある日のこと。 「ビープ」 見張り塔の上から、ビープはユニティの街をずっと見つめている。 ストークが不思議に思って話しかける。 「どうしたビープ?何か変なものが見えるか?」 「ぼくは さい…
前回はこちら スケルトンのバーンは、焚き火をじっと見つめている。 ユニティの軍勢は、帝国の首都ヘフトの近郊で、襲撃に備えて最後の休息をとっていた。 皆がスキマーの乾燥肉を黙々と食べている中、バーンはふと、マルコと出会った時の事を思い出していた…
前回はこちら ユニティが次に狙うのはストートである。 砂漠のど真ん中にあるこの街もまた、奴隷商人の経済力によって繁栄をしてきた。いつからか奴隷商人と敵対関係になってから、マルコはストートに長い間足を踏み入れていなかったし、踏み入れる理由もな…
前回はこちら 身を潜めたユニティの兵士たちが、奴隷商人のキャンプを見つめている。 マルコの命令が下れば、軍勢はキャンプへと突撃する。ロンゲンを倒したことで彼らの士気は上々だった。皆、我先に門をこじ開け、奴隷商人たちに鉄槌を下すという気概に満…
前回はこちら 拠点に戻ったマルコは、さっそく手に入れたエンジニアリングリサーチを元に防壁研究を始めた。 スケルトンのバーンですら、せっかく家に帰ってきたのだから休暇でもとればと思うが、マルコは昼夜問わずワークベンチに向かう。 二人が不在の間も…
前回はこちら マルコとバーンは、怪しげな集落に足を踏み入れようとしている。 バーンが口を開く。明らかに乗り気ではない。 「マルコ、あえてここを訪ねる意味はないと思う。それに、今まで冒険をしてきて、宗教がらみで良い経験をした事なんてない。」 「…
前回はこちら ヘングはあっけなく陥落した。 マルコが門を開け、襲撃部隊が街へ乱入する。 大した脅威もない。 静かな街に、ビープの勝ち誇る声だけが響き渡る。 トレーダーズギルドの本部は、もはやもぬけの殻となっている。 やはりロンゲンなる人物も、こ…
さあやってきましたTGS2018 入場してもちろん目指すはKenshiブース。 もうずっと人多すぎである。 ブースはこの奥かな。 ついに見つけたKenshiブース! 見覚えのある綺麗なお姉さんを見つけて、もしやナタリーでは!と思い招待券をもらった封筒を見せながら…
前回はこちら 凄惨な戦いの後、マルコとストークは今後の方針を考えていた。 今すぐにでも、我が方から打って出なければならない。時間が経てば経つほど、こちらは消耗し、物量で勝る帝国とフェニックスの残党が優位に立つからだ。 しかし、数度の襲撃を受け…
前回はこちら 「帝国によって再興されたヘングから、襲撃部隊が送られてくる」 情報が入ったのは夜明け前のことだった。 マルコは最近手に入れたアサシンの装束に着替える。今まではサムライ鎧を着込んでいたが、こちらの方が動きやすく、体術に合うからだ。…
前回はこちら ストーンキャンプから拠点に戻ったマルコは、レディカナを牢屋に閉じ込めた。彼女を人質にしておけば、いずれ役にたつ時がくるかも知れない。 「お前、必ず後悔するぞ」 強気な言葉で彼女は息巻く。 「アイゴアがお前を地の果てまで追いかけて…
前回はこちら ユニティの軍勢が、バッドティースに残っている敵兵士をしらみつぶしに掃討している中、イライアスは酒場で奇妙な人物に出会った。その人物はバークと名乗る。 「おいそこのキミ!キミはセンセイを探しているのではないかね?我輩のようなグラ…
前回はこちら マルコ達は一度街に戻り、ユニティの皆と話し合いの場を持った。 もし帝国と表立って戦争するのであれば、拠点を今以上に強化していく必要がある。 また、ホーリーネーションとの戦いでは、フロットサムやシェクの協力を得る事が出来たが、対帝…
前回はこちら 複雑な思いを胸にハイブの島を出たマルコ達は、次の進路を南に定めていた。 たどり着いたのはクレーターと呼ばれる場所だ。 そこには手付かずの遺跡が眠っていると聞く。 何かの災害の後なのだろう、起伏の激しい地形が続く。 途中、ビークシン…
前回はこちら 島を泳いで渡った先にあったのは、ハイブたちが住む島だった。 薄紫色のフラスコのような形をしたものが、彼らの住居らしい。 この島に上陸する前に、マルコはスケルトンのバーンに相談していた。 ただでさえ排他的な集団だ、沢山の人数で押し…
前回はこちら 道すがら、ゴリロという野生動物に出くわした。 マルコ達にとってはたいした相手ではなかったが、普通の人間であれば恐ろしい相手に違いない。 ヘングやグレートデザートにここまで獰猛な野生生物は存在しない事を考えると、シェクの領地は危険…
前回はこちら 「ビープ!」 ハイブが一人、マルコに話しかけてきた。 「こ、こんにちは。ビープ」 「どうやってボクの名前を知ったの?」 「ただの推測だよ。」 困り顔でマルコは答える。 「キミはテンサイとか、そういうタグイの人なの?」 「そんなところ…
前回はこちら 泳いだマルコ達がたどり着いたのは「ラプターアイランド」と名の付いた島だった。 体についた水滴を払い落とし、地図を確かめる。 ここ一帯はスワンプラプターの巣になっているらしい。 スワンプラプターの一隊を見つけ次第、倒していく。 たい…
前回はこちら 傷を癒したマルコ達は、再び旅に出る。 次は西の世界を目指す。途中、足を失った仲間のためにワールドエンドで義足を買い、フロットサムの村でモルに挨拶をするつもりだ。 ちょうどバストの辺りでホーリーネーションの一隊と出くわした。 見逃…
前回はこちら 勝利の余韻に浸りながらも、マルコ達はすぐ次の行動に移る。 ホーリーネーションに捕らえられていたサムライや傭兵たちを次々に解放していく。彼らは感謝の意を示し、いるべき場所へ帰っていった。 また、皇帝の私物も拝借していく。 意外とた…
前回はこちら リバースの奴隷達をワールドエンドに送り届けた後、マルコ達はブリスターヒルに向かっている。途中、サムライの一隊に出くわした。 怪我の治療をしているあたり、ちょうどパラディン達と戦ったところなのだろう。 このような場所までサムライが…
前回はこちら オクランの拳は、ナルコほどの戦力もなく、あっけなく陥落した。 「フロットサムが来たぞ!」 ホーリーネーションで我々は、フロットサムの一味として認識されているらしい。この世界で唯一まともな勢力だと思っているフロットサムと同一視され…
前回はこちら マルコたちの進軍はとどまるところを知らない。 ナルコの誘惑という、ホーリーネーションの前哨基地が次なる目標だ。 「邪悪なトラブルメーカーめ!」 そう言いながら地面を這いつくばるパラディンにとどめをさしながら、ストークは考えていた…
前回はこちら ついにこの日がきた。 我が方がホーリーネーションを攻撃する、記念すべき日だ。 ここまで戦力を強化できたのは、ホーリーネーションからの造反者を仲間にすることが出来たからだ。前回の襲撃で異端審問官二人とパラディン一人を捕虜にし、マル…
前回はこちら マルコがフロットサムの街に着いたのは、夜明け前だった。 「そこのブラザー、止まりな」 鋭い目つきで一人のニンジャが話しかけてきた。 どうやらフロットサムの連中は、マルコのことをホーリーネーションの人間だと勘違いしているらしい。か…
前回はこちら さて、Kenshiプレイ日記も無事に10話まで書き続ける事ができました。 なぜ書き続けるモチベーションを保てたか、それはブログを読んでくださる皆さんのお陰だ思っています。本当にありがとうございます。 (サムライ装備で身を固められる程、拠…
前回はこちら Storkは再び旅に出る。 道中、ホーリーネイションのパラディンに出くわした。 普段ヘングに住んでいるStorkにとって、パラディンと話すのは初めての経験だ。 にこやかに近づいてくる彼らに警戒しながらも、Storkは口を開いた。ここには旅で来て…