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ゲームに関する備忘録

Kenshi

Kenshiプレイ日記19「ハイブのビープ」

前回はこちら 「ビープ!」 ハイブが一人、マルコに話しかけてきた。 「こ、こんにちは。ビープ」 「どうやってボクの名前を知ったの?」 「ただの推測だよ。」 困り顔でマルコは答える。 「キミはテンサイとか、そういうタグイの人なの?」 「そんなところ…

Kenshiプレイ日記18「メガラプターとの戦い」

前回はこちら 泳いだマルコ達がたどり着いたのは「ラプターアイランド」と名の付いた島だった。 体についた水滴を払い落とし、地図を確かめる。 ここ一帯はスワンプラプターの巣になっているらしい。 スワンプラプターの一隊を見つけ次第、倒していく。 たい…

Kenshiプレイ日記17「スケルトンの冒険者バーン」

前回はこちら 傷を癒したマルコ達は、再び旅に出る。 次は西の世界を目指す。途中、足を失った仲間のためにワールドエンドで義足を買い、フロットサムの村でモルに挨拶をするつもりだ。 ちょうどバストの辺りでホーリーネーションの一隊と出くわした。 見逃…

Kenshiプレイ日記16「帰還」

前回はこちら 勝利の余韻に浸りながらも、マルコ達はすぐ次の行動に移る。 ホーリーネーションに捕らえられていたサムライや傭兵たちを次々に解放していく。彼らは感謝の意を示し、いるべき場所へ帰っていった。 また、皇帝の私物も拝借していく。 意外とた…

Kenshiプレイ日記15「神聖皇帝フェニックス」

前回はこちら リバースの奴隷達をワールドエンドに送り届けた後、マルコ達はブリスターヒルに向かっている。途中、サムライの一隊に出くわした。 怪我の治療をしているあたり、ちょうどパラディン達と戦ったところなのだろう。 このような場所までサムライが…

Kenshiプレイ日記14「リバース解放」

前回はこちら オクランの拳は、ナルコほどの戦力もなく、あっけなく陥落した。 「フロットサムが来たぞ!」 ホーリーネーションで我々は、フロットサムの一味として認識されているらしい。この世界で唯一まともな勢力だと思っているフロットサムと同一視され…

Kenshiプレイ日記13「ナルコの誘惑」

前回はこちら マルコたちの進軍はとどまるところを知らない。 ナルコの誘惑という、ホーリーネーションの前哨基地が次なる目標だ。 「邪悪なトラブルメーカーめ!」 そう言いながら地面を這いつくばるパラディンにとどめをさしながら、ストークは考えていた…

Kenshiプレイ日記12「オクランズシールド攻略」

前回はこちら ついにこの日がきた。 我が方がホーリーネーションを攻撃する、記念すべき日だ。 ここまで戦力を強化できたのは、ホーリーネーションからの造反者を仲間にすることが出来たからだ。前回の襲撃で異端審問官二人とパラディン一人を捕虜にし、マル…

Kenshiプレイ日記11「宣戦布告」

前回はこちら マルコがフロットサムの街に着いたのは、夜明け前だった。 「そこのブラザー、止まりな」 鋭い目つきで一人のニンジャが話しかけてきた。 どうやらフロットサムの連中は、マルコのことをホーリーネーションの人間だと勘違いしているらしい。か…

Kenshiプレイ日記番外編「貴族の狩り、慈悲深いサムライ」

前回はこちら さて、Kenshiプレイ日記も無事に10話まで書き続ける事ができました。 なぜ書き続けるモチベーションを保てたか、それはブログを読んでくださる皆さんのお陰だ思っています。本当にありがとうございます。 (サムライ装備で身を固められる程、拠…

Kenshiプレイ日記10「聖なる国」

前回はこちら Storkは再び旅に出る。 道中、ホーリーネイションのパラディンに出くわした。 普段ヘングに住んでいるStorkにとって、パラディンと話すのは初めての経験だ。 にこやかに近づいてくる彼らに警戒しながらも、Storkは口を開いた。ここには旅で来て…

Kenshiプレイ日記9「歴史」

前回はこちら 襲撃成功を祝った後、俺達はまた話し合いの場を持った。 「表立ってSlave Tradersの拠点を攻撃した以上、彼らの報復は苛烈になる」 「拠点防衛に力を入れるのであれば、さらに人員を増やす必要がある」 「これまで以上に技術や装備の質を上げな…

Kenshiプレイ日記8「Slave Farm襲撃」

前回はこちら Storkを隊長とした遊撃部隊は、意気揚々とUnityを出発した。 最終目標はSlave Farmを襲撃し、奴隷を解放すること。 道中の反乱農民達も討伐する。 Hengより南にいった地点で、反乱農民達の大規模なキャンプを見つけた。 おそらく20人前後はいる…

Kenshiプレイ日記7「酸の雨の街」

前回はこちら 雷は容赦なく大地を削り取っていく。 酸の雨が降り止むことはない。 荒れ果てた大地をさまよううちに、Storkは街を見つけた。 どうやらスケルトンだけで生活をしているらしい。 武器や防具を売っているような店はなかった。 おそらく、訪問者が…

Kenshiプレイ日記6「死の大地に生きるモノ」

前回はこちら 毒ガスが蔓延する砂漠を通り抜けたら、そこは酸の雨が降り注ぐ大地だった。 Dead Landとは、なんともひねりのない名前だ。 強酸の雨粒が俺の体に当たって音を立てる。それ以外の音は何も聞こえなかった。 あてもなくさまよっていると、廃墟を見…

Kenshiプレイ日記5「遊撃部隊、結成」

前回はこちら 仲間を募るために、俺はHoly Nationの領土に向かった。 途中巨大な手のようなものを見つけた。 噂によると、古代文明の名残らしい。 そうだとしたらきっと物騒なモノだったに違いないと思いながら、一心不乱に街を目指して走り続ける。 日が落…

Kenshiプレイ日記4「外圧と成長」

前回はこちら この荒地には、反乱奴隷や人さらい、奴隷狩りなどの悪人が掃いて捨てるほどのさばっている。 しかし、我々に危害を加えようとするのは彼らだけではない。 United Citiesを自称する帝国もまた、その一つだ。 「帝国の徴税人だ!今すぐ出て来い!…

Kenshiプレイ日記3「Unity」

前回はこちら 極めて当たり前だが、外の世界は危険で満ち溢れている。 Skimmerという獰猛な野生動物に出くわしたが、いつものように群れではなく一匹だけだった。 やつらの肉はまずいが飢えて死ぬよりはマシなので、食料を求めて全員でいっせいに襲い掛かる…

Kenshiプレイ日記2「理想郷を求めて」

前回はこちら ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 荒野の真ん中で立ち尽くしていたおれの前に、 放浪者が一人、歩いていた。 ハイブか。 やつには申し訳ないが、生きていくためだ。その武器をよこしてもらおう。 …

Kenshiプレイ日記1「男と犬一匹」

もともとはMalkoは隊商の長の名前だった。 このクソ貯めのような世界で、彼は清廉潔白な人物だった。彼がいなければ、俺は奴隷に売られるか、カニバルどもの餌食になっていたかもしれない。 ちょうどいま、彼の亡骸を埋葬したところである。 今日ここから、…