いつの世も戦争が続いている。
いつの世も戦争によって残されるのは、無人の荒れ野だけだ。
そして、刻まれた傷は時の流れとともに消えて行く。
その傷を目撃し、記憶しているのは、
満天に輝く星の群れかも知れない。
その星すら、いつの日か流れ星のように消え去る運命にある。
これは、そんな星々の間で、
いつの日か語られたある人間たちの、
今はもう忘れかけている戦いの記録である。
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時は西暦2XXX年。
人類は突如宇宙から侵略してきたOda家に支配されていた。
人々は思っただろう、Nobunagaは天正10年に死んだはずだと。
しかし彼は死ななかった。冷凍保存され宇宙へと打ち上げられた彼は、月面にてOda家を再興。虎視眈々と上洛の機会を伺っていたのである。
人類は彼を救世主と歓迎した。
折りしも宇宙は戦国、群雄割拠の時代である。
第六天魔王と呼ばれたNobunagaなら、人類の将来を託せるのではないか。
そうして彼は人類史上、初めて地球全体を一つの旗の下にまとめたのだ。
Union of Oda Planetsの誕生である。
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さて、こうして信長の第二の野望が始まろうとしています。
彼らはどのような物語をつむぐのでしょうか。
次回へ続く!