ウェイストランドからこんにちは。
みなさんは素敵なレンジャーライフを過ごされているでしょうか。
この項では、筆者が操る主人公ニック・バレンタインのとある1日をご紹介しましょう。
(フィールドマップでたまに出会う商人。まともな人もウェイストランドにいるんだなと思うとほっとする)
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さて、ニック率いるデザートレンジャー「チームエコー」ご一行は、プリズンと呼ばれる場所に再びたどり着きました。
ヴァーガス将軍は彼らに「プリズンを占拠するレッドスコーピオンを倒せ」との指令を送っていたのです。
実はこのプリズン、レンジャーの皆さんにとっては非常に大事な場所でした。
最終戦争の勃発後、レンジャーの前身となったアメリカ軍のある部隊は、アリゾナで安全に市民を守れる場所を探しました。
それがプリズン、刑務所でした。
その時、レンジャーはもともといた囚人を広大な砂漠に放逐します。なぜその時処刑しなかったのか、今となっては無駄な問いではありますが、囚人たちは「レイダー」と呼ばれるならず者となり、無辜の市民たちを襲い始めます。
そしてある時、おそらく維持する力を失ってしまったせいなのか、レンジャーはプリズンを放棄します。
その後釜に収まったのが、レッドスコーピオンと呼ばれるレイダー組織だったのです。
レッドスコーピオンたちは付近を「ハッピーバレー」と称し圧政を敷き始めます。さらに、足元ではレンジャーに対して真正面から挑戦を始めたのです。
そんなこんなでチームエコーはプリズンにたどり着きました。
じつは前回彼らレンジャーは、プリズンでひと暴れふた暴れしていたのです。圧政の陣頭指揮をとっていたうさんくさいおっさんや、趣味悪いSMおじさんをころころしてたんですよね。
そんなところで一人の農園のおっさんに文句を言われます。
「なんであの時プリズンをつぶしてくれなかったんだ。ぜったい奴らは仕返しにくるし、そうなれば農場はおろか俺の命も危ない。」
「だから俺は犬に感染る病気を広めてやったんだ(レッドスコーピオンのボスは犬好きらしい)それがレンジャーのせいだと伝われば、少なくとも俺に圧力はまわってこないし、問題も早く済むと思ったんだ」
「おれが病気広めたのは悪かった。けどそれを秘密にしてくれると約束してくれたら、病気を治す治療薬をあげるよ」
まあ、あんまり釈然とはしませんが、薬を受け取ったニックはレッドスコーピオンのもとを訪ねます。
レッドスコーピオンのダンフォース司令は案の定激おこ。すぐにでも治療しないとこっちの頭に風穴を開けられそうだ。
しかしまあ、あのならずもの集団とせっかく話をする機会を得たわけだ。ここでニックはダンフォース司令 を説得にかかります。
「おまえらレンジャーぶっ殺したる」
「いやいや、おまえらレンジャーよりもっとひどいことしてるやん。住民奴隷にしたり」
「この辺を安全にするにはしゃーないねん。第一レンジャーもそうするやろ」
「じゃあおれらがそうしたらおまえらどう思うねん」(ニックお得意のスマートアス発動。特技のレベルが高いと、会話の中で別の選択肢も生まれます)
「たしかになあ、、」
「レンジャーと契約しておまえらもええやつになろうや!おれが犬の薬とってこれたんも、暴力以外の手段とったからやで」
「はあ、そないでっか。話だけでもきいたろか。でもまずは犬治さな話にならんで」
というわけで、犬の治療を終えたレンジャーたちは、ダンフォース司令との和解というお土産を得て、レンジャーシタデル(本拠地的な)へ帰るのでした。
これで終わると思ったか?終わらないのがウェイストランド。
先ほどの農民は、レンジャーにレッドスコーピオンをぶっ潰して欲しかったので、事の次第を喋るとバチ切れ。
「これが勇気だレンジャー!」
なんて捨てセリフを吐いて、彼はプリズンへ飛び込んでしまいました。
まあ、これが彼の3分後の姿なんですけどね。
これがウェイストランドなんだと思おうとしてもやっぱり哀れだなこのおっさん。もとはといえばこのおっさんが犬の病気を広げてダンフォースブチ切れさせたんだから、まあ自業自得というか。
レッドスコーピオンの統治が変わることを願いながら、チームエコーはプリズンを離れたのでした。
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これを読んで興味を持った方がいれば、ぜひともウェイストランドへの旅を経験してみてください。
Falloutシリーズがお好きな方にも特におすすめ。
もし攻略に悩んでいる方がいらっしゃれば、次はこちらに。