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ゲームに関する備忘録

RimWorldプレイ日記2「野蛮人のルミ」

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宿舎と倉庫を作り上げたマルコ達は、当面の間は快適に過ごせるように思えた。

しかし、この地での生活が一筋縄ではいかないことに彼らは気付かされる。そう、他の人間も同じように生活を営んでいるのだ。

 

先ほども、アズレ血族のバネガという人物が拠点を訪ねてきた。彼の目的は交易だという。しかし、拾ったものをただ集めるだけのマルコ達に売れるものなど何もないのがわかった途端、彼はそそくさとその場を後にしてしまった。

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友好的な奴らだけならいいのに、とマルコは思う。ここは辺境の惑星だ、どのような思想をもった賊がのさばっているかわからない。いずれ武力で襲い掛かってくるやつもいるかもしれない。

 

3人の思惑は「拠点の強化」で一致した。安定した食糧確保、防衛陣地の構築、それを可能にする技術開発が急務だった。

 

そんな折、ウナイがふらふら歩いている野蛮人を一人、見つけた。声をかければ仲間になりそうだとウナイは言う。仲間を増やすなんて選択肢は頭から無かったマルコ達であったものの、人手は大いに越したこともないだろう。

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何度か話しかけた結果、その野蛮人は仲間に加わった。

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ウナイは彼女に「ルミ・ルブラン」という、なんとも洗練された名前をつけた。

元々野生に生きていたからであろう、射撃と格闘のスキルに長けている。そして何より、全員の中で社交が5と高い。野蛮人に社交性で負けるマルコ達には何ともいえないが、これで他勢力と交渉を行いやすくなるだろう。

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こうしてマルコは建築、ハインズは研究、ウナイは料理、ルミが狩猟といった風に全員が持ち場持ち場で精力的に働いていくことで、太陽光発電所や製造機械といったものが一通りそろってきた。

 

しばらくして、突然マルコ達にメッセージが送られてくる。

 

彼らに友好的なAIが、地表に宇宙船を秘匿していて、それでもってこの惑星からの脱出を手伝ってくれるというのだ。眉唾ものだとマルコは思う。そんな虫のいい話があってたまるものか。それに、その宇宙船の座標をみてマルコは驚く。こんな距離、とても徒歩ではたどり着けないではないか。

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しかも、そこにたどり着くまでに、敵対的な部族の支配地を通り抜けるリスクも背負わなければならない。今の装備ではまず無理だ。

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一旦は宇宙船のことは忘れて、再び拠点の強化にまい進する。

定住するつもりであれば、食糧確保に農業は有用だろう。経験のあったマルコが中心となって、畑を耕す。ジャガイモなら多少、手荒に育てても大丈夫だ。

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もともと個性的だったウナイは、その個性を芸術作品に反映させる。

ある小川と名づけれた小ぶりの彫刻は、ハインズが太陽光発電の研究に没頭する姿を描いたものらしい。寡黙で職人肌なハインズを表現した良い作品だとマルコは思う。いずれ交易品として、他の部族に売ってみてもいいだろう。

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ウナイ血族のバイコクリというトレーダーに売りつけてみると、意外と高値で買い取ってもらえた。

その金で布を買った。これでビリヤード台やポーカーテーブルを作ることが出来る。単調な生活にはやはり娯楽が必要だ。落ち着いたら作業所を拡張して、一部を娯楽室にするとしよう。

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こうして平和な時間を過ごす一行に、突然選択肢が示された。

ブランチャードと名乗る人物が、マルコ達に助けを求めてきたのだ。レルイロの家族という蛮族に追われ、息も絶え絶え拠点の近くまで来たという。

 

さて、彼らはどのような選択をするだろうか。

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つづく