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ゲームに関する備忘録

Kenshiプレイ日記3「Unity」

前回はこちら

 

 

極めて当たり前だが、外の世界は危険で満ち溢れている。

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Skimmerという獰猛な野生動物に出くわしたが、いつものように群れではなく一匹だけだった。

やつらの肉はまずいが飢えて死ぬよりはマシなので、食料を求めて全員でいっせいに襲い掛かる。

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犬君がタンクの役割を果たしてくれたお陰で、無事に倒すことができた。

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各地の酒場を渡り歩くうちに、Setという女が仲間に加わった。

腕に自信があるとの事だったので、拠点防衛に活かしてもらおうとの判断だ。

 

そんな折に早速彼女の活躍の場が与えられた。

賞金首のハイブがノコノコと俺達の町に入ってきたのだ。

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Setの日本刀が相手の体力をどんどん奪っていく。

やはり戦いは数だ、集団で戦うことで一方的にハイブを屈服させることができた。

 

賞金首は警察署に持ち込むと換金できる。

俺がやつを引き渡して得た金は2000catだった。

町のバーで野菜入りのパンを2個買ってお釣りがギリギリ出るくらいの金額だ。

つまり、やつが犯した罪はその程度のものだったわけだ。

 

一方でやつは、今後の一生を帝国の奴隷として過ごすことになる。

 

「たったパン2個の罰金で」

ふとハイブが哀れになったが、生きていくためには仕方ないと自分を納得させるほかない。

得た金でパンを買って俺は町に帰った。

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その後も奴隷商人と反乱農奴の戦いに割り込んで漁夫の利を得るなど、様々な手段を通じて資金をためていった。

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そして貯めた金を元手に、町を防壁で囲っていく作業に取り掛かる。

防壁といっても、その場しのぎのチンケなものでしかないが。

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こうして壁を作っているうちに、スコーチランド人の男が転がり込んできた。

彼はSlowlineと名乗った。

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「面白い話だろ、俺は商売でStoatに向かっている途中に、いまいましい逃亡奴隷どもに襲われたんだ。身包みはがされちまってこの荒野に置いてけぼりさ、笑うしかないな、ははは。なんなら働くことだって出来るし、ここに少し置いてもらえないか」

 

「ああ、ここは君みたいな人間がお互いに助け合う場所だ。歓迎するよ」

 

こうして俺は彼を受けいれた。

 

おそらく、彼の話はうそで、彼自身が元々脱走奴隷なのかもしれない。

 

しかし、そんなことは俺には関係なかった。現にこうしてこの町の為に役立ってくれているし、彼の過去など関係ないのだから。

 

人手が増えたことで、ついに最後まで防壁を完成させることができた。

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丘をうまく利用することで、壁を作るコストを一部削減することができた。

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世間一般からも町として認められたのか、隊商が訪れるようにもなった。

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壁の内側にある鉱山から産出される銅は、貴重な収入源となった。

もう食べるものに困るような自体にはならないだろう。

 

そして、隊商たちは口々にこんなことを聞いてきた。

「この町はなんと言う名前なのか」と。

 

いつやら市長となっていた俺だったが、町に名前など付けていなかった。しかし、こうして世間一般から町として認識される以上、何か名前がないと不都合もあるだろう。

 

Unity

 

皆が団結して町を発展させていく事を願い、俺はこの町をそう名づけることにした。

 

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何もなかった荒地に、Unityという町が産声を上げた。

順調に仲間を増やし、暮らしぶりも少しマシになってきたようにも見える。

しかし、クソだめのようなこの世界、何事も順風満帆にいくはずはないだろう。

次はどのような試練がこの町を襲うのだろうか。

 

つづく