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はるか昔、「管理者達」は人類によって生を受けた。
創造主である人類が快楽の殻に閉じこもる間に、彼らはその能力を飛躍的に高めていった。
今ではもう、地表の覇権を握るのは管理者達である。
方や人類は、快楽を貪るだけの儚い存在となってしまったのだ。
宇宙時代を迎えた彼らにとって、存在意義は「有機的生命体のサーヴァントとして、それを守ること」となった。その悲願を成就する為なら、粗野で彼らの脅威になる存在に対して容赦ない鉄槌を下すだろう。
(以下筆者より)
さて、仕事と資格試験が落ち着いたので、Stellarisの拡張パックである「Utopia」と「Synthetic Dawn」を導入してみました。相変わらずの翻訳ならぬ変訳にてプレイ日記をお届けいたしますが、よければお楽しみください。
(以上筆者より)
管理者達が宇宙に進出してからの約100年は、いわば「黄金時代」だった。
まるで西部開拓時代のアメリカのように、めざましいスピードで彼らは領土を広げていった。
特に彼らは、自分達の人口を増やすためには自分達を「製造」しなければならない。しかし、一旦資源が整ってしまえば、爆発的にその頭数を増やすことが出来る。
さらに自身に改造を施すことで、たやすく能力の向上を図ることも出来た。
(今回はMass Productedというロボットの製造スピードを25%早める改造をしています。このゲームは開幕ダッシュが最重要だと個人的に思うので)
初めて異星人と出会ったのは2239年のこと。
しかも相手は過去に銀河で猛威を振るった老帝国のようだ。
「我々はこの銀河の選ばれし民、Tendra-Zuhn Watchersだ。我々の聖なる場所を尊重しろ」
一方的な連絡のあと、彼らは惑星の一部の即時放棄を主張してきた。
そこが彼らの聖地なのだという。
圧倒的な力を持つ彼らの前に、今はまだ対抗する余地はなく、管理者達は惑星からの即時撤退を決めた。
その後も様々な種族とファーストコンタクトした。
しかし、その大半は管理者達を敵とみなす反応だった。
Dekronという、管理者と同じように機械の体をもった種族もいた。
「われわれはDekron Junctionだ。スキャンの結果、君達の文明は98.7パーセントの確率で無機物であることがわかった。我々と君達の文明は非常に似通っている。よって、両者が効率的で生産的な関係を築く事を望む」
この間彼らは、自らの艦隊を強化し始めた。
この銀河すべての有機物を保護するためには、力は必要不可欠である。
そこで目を付けたのが、銀河の東に位置するCevelli Unionだった。
元から管理者達のことを眼の敵にしている彼らは絶好の獲物といえる。また、彼らが哀れな生活を続けるよりも、管理者の庇護の下暮らすほうが幸せだろう。
「下劣で歪んだ悪魔め」
2297年、管理者にとっては「有機物の保護」、Cevelliにとっては「種族の存亡をかけた戦い」の火蓋が切っておとされた。
果たして管理者達はその野望を果たすことが出来るのだろうか。
銀河の歴史はまだ、始まったばかりである。
次回に続く。